ストレスに負けてしまう社員とそうでない社員の違い
職場を取り巻くストレスの問題は、新入社員と無縁の問題ではありません。ストレスに負けてしまう社員とそうでない社員の違いはどこにあるのでしょうか?
一つの答えは、ストレス耐性 (ストレスに対する強さ) にあるのではないかと考えています。

人によって同じ原因 (「上司に叱られた」、「目標が達成できなかった」など) であっても、受けるストレス反応(怒り、落ち込みなど)の大きさには差があります。それは、人によってものの考え方や受け取り方が異なるからです。ストレスを受けにくい考え方・受けやすい考え方があるのです。
ストレス耐性を把握して、適切な管理・フォローを

もし、強い怒りを覚えたり、深く落ち込んだりした際に、「問題を解決する」「気晴らしする」などと適切に対処すれば、結果としてストレス反応を減らすことができます。
一人では耐えられないストレスであっても、周りのサポートがあれば乗り切ることができることもあります。支援してくれる存在(ソーシャルサポート)や、支援を求められるスキル (ソーシャルスキル) があれば、ストレスは緩和されるのです。
以上のように、ストレス耐性の強さは、個人の思考・行動特性やストレス対処方法、ストレス緩和力によって、具体的に測定することが可能です。
若手社員はまだ実務経験が少なく、能力開発も不十分なため、一般的にストレス・マネジメント力が低いと考えられます。また、仕事の裁量権もなく、上司や先輩社員の影響を受けやすいため、ストレスを受けやすい立場になります。したがって、早期離職を予防するためには、新入社員・若手社員のストレス耐性を見極めた上で、適切な管理・フォローを行っていくことが必要だと考えられます。
